はいっちゃった

機嫌良くキーボードで遊んでいた3歳児がふと、ウクレレ片手にやってきて「ピックはどこにあるの?」と聞いてきた。
ピック・・・ってギターの?だよね?
そうか、お父さんみたいにピックを使ってギターを弾いてみたくなったのか。
新たな一歩を踏み出す応援をすべく、旦那に聞いて、借りて、与えた。
3歳児は真剣な顔でもらったピックでしばらくウクレレの弦をつま弾いて(というかひっかいて)いた。
ふんふん、まぁいろいろやってみて研究すればよい。と思ったので、ほっといた。
しばらくして音がやんだと思ったら、3歳児が振り向いてのたまった。
「ピック、はいっちゃった」
・・・・・・はい?
以前、ピックをウクレレの中に投入したことはある。そのときはさかさまにして振ってみたら出てきた。
でも、今回はそうじゃないと顔が言ってる。
どこに入れたんだよ!?
「ここ」
BとCの間を指差す。キーボードのキーの隙間に押し込んでみたらしい。
押し込んでみたら、見えなくなっちゃったらしい。
なんでそんなとこに入れてみようと思うのか、お母さんさっぱり分かりません。っていうか、入るのか!
私はすぐ隣で新聞を縛る作業をしていたのに、まったく気がつかない、神業レベルの早業だった。
キーボードを振ってみると、内部でピックが移動する音がかすかにする。ざっとキーを弾いてみると、引っかかる感じはない。ピックは完全に内部に入って、どこか安全な場所で横たわっている模様。
ど、どうすんのこれ。キーボードの演奏には支障はないけど、ピックどうすんの。
キーボードを分解して取り出すしかあるまい。機械大好き、工具大好きの3歳児が妨害することは間違いないので、ヤツがいないときに・・・っていつよ!?
そもそもキーボード、分解したら元に戻せなくて壊れちゃったりして。というオチも十分考えられる。
このまま放置で・・・という方向性になる予感。
旦那に新しいピックを買うほうが早いだろ。
うーん、しかし、毎度ながら予想も付かないことをやってくれますな、ウチの3歳児は。


3歳児の読書

我が家の三歳4ヶ月児はひらがなを10個ぐらい読めるようになりました。
絵本を読むのかと思ったら・・・チラシだの、新聞だの、広告だの、要するに大人向けの印刷物かと読める字を拾い読みして解読してるらしい。家電のボタンに付いてる字も好きです。「『す』と『あ』があったよ!」「これは『る』!」
いちばんおかしいのが、トイレで大の方をいたすとき。
彼は補助便座は使わないので、逆さまを向いてに座ります。(ふつうに座るとおしりが落下する)
そうすると、便座のふたの裏にかかれたウォッシュレットの説明書きが彼の目の前にあるわけです。その説明書きから読めるひらがなを発見しては解読している。
排便のために唸りながら、『ん』!があった!」「あ、ここには『す』!」があるよ!いちいち報告してくれる。いいから出すモン出せw
おしりを拭いてやるためにトイレの外で待機している私は笑いをこらえるのに必死W
絵本だと絵に気を取られて、字の存在に気づきにくいのかも?と療育の先生がおっしゃってました。だから大人向けの読み物というか、印刷物が好きなんだろうか。
あと、「数字に興味はありますか?」とも聞かれた。そういう傾向のある子は数字に執着を示す子がわりといるらしいからね。探りを入れてきたんでしょう。ウチの息子はいまのところ、数字には興味がないようです。
両親の私たちも「必死になって教え込む」つもりはないので、「これはなんて読むの?」って聞かれたときだけ、教えてます。何回か教えてるうちに、気がつくと覚えてる。
4月から通う幼稚園はお受験ではないけど、まぁまぁお勉強させる園です。この調子ならそのうちぜんぶ覚えるさ。


タカムラー的読書術

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リヴィエラを撃て!/高村薫
読み終わった。
本当ならクリスマス頃には読み終わっていたかったのだけど、暴れん坊3歳児のお母さんをしながら、自分に許された1日30分~1時間の自由時間の中での読書では、年を越してしまったのは仕方ない。しかし細切れに読むミステリー小説ってなんの拷問よ?w
と思いつつ、2週目に入ってる・・・重度だ・・・
ちなみにこの本、通して読むのはたぶん5回か、10回か、まぁそんな感じ。
毎年12月頃になると取り出し、クリスマス頃には読了する。年の瀬が迫ってくると『神の火』に取りかかり、『李歐』とともに春を迎え、『照柿』を読みながら夏を耐え、『マークスの山』を読みながら本格的な冬が来るのを待つ。そして『リヴィエラ』に戻り・・・
母親というものになるまでは、毎年そんなふうだった。もう10年ぐらい?
どんだけ高村薫オタクなんだ。
そしてそんな高村オタクを自認する私だけど、『リヴィエラ』だけは単行本を持ってない。文庫本しか持ってない。これは非常にゆゆしき自体ではある。高村女史は文庫化するときに大量改筆することで知られているので、単行本と文庫本ではまったく別の本になっちゃってる、ということが常識だ。信者はそのたびに大量のお布施を強いられるわけだがw 『神の火』なんて幻の初版を持ってるんだぜ(分かる人だけに分かる自慢w)。これを手に入れるためにどれだけ努力したか・・・
『リヴィエラ』もぜひ単行本を手に入れたいところだけど、あいにく新品で売っているような代物ではない。ブックオフに行く時間すらない。そもそも北海道のブックオフで入手できる可能性は限りなく低いと思うんだ・・・比較的少ない人口が広大な大地に散らばってるから、古本屋の品揃えは非常に乏しい(あくまで私視点)。目的にものに巡り会うまでどれだけ時間が必要か。まぁ、老後の楽しみにとっておこう。気は長く。
さて、機を逸してしまった『神の火』を飛ばすとすると、次は『李歐』、そして『照柿』。
しかし、北海道の春には『李歐』は似合わないんだよな。
あの、脳みそが浮き立ってふんわり浮かんでいくような春ではない。圧倒されるような、吸い込まれるような桜もない。内地育ちの私には「えらく風が強くて冷たくて、でも植物たちは一斉に芽吹いてる。これは冬なんだか春なんだか・・・はて。」そんな感じ。
夏も同じく。
頭まで熱湯につかったまま呻くような暑さがない。湿気がない。まとわりつく不快感がない。当然、『照柿』はまったく似合わない。
「日差しは強いけど、ゴールデンウィークぐらいの気温?」内地育ちの私にはそう感じられる。汗ひとつかかないまま7月が過ぎ、お盆頃に「もしかしたらちょっと暑いのかも?」と感じられる日が1週間ぐらい続いたと思ってたら、いつの間にかだんだん雨の日が増えてきて、一雨ごとに気温が下がり、雨の音が聞こえなくなるころには白銀の世界だ。
というわけで北海道に来て以来、『李歐』と『照柿』は手をつけていない。そんな気分になれないというか。
うーん、春と夏はなにを読もう。
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マシアス・ギリの失脚/池澤夏樹
なんかいいかもしれない。
日差しは強くて、でも湿度が快適で、この世界観に似合うかも。
d2012011103.jpg秋は・・・『静かな大地/池澤夏樹』

実はこの本、池澤氏がパリから帰国して札幌に居を構えたと聞いて、「万が一、どこかで氏に遭遇したときサインをもらうため」常にカバンに携帯しているw
万に一つもないチャンスだろうけど。
アホかもしれないが、池澤夏樹オタクとしては、万全の準備を整えておきたい。
春が思いつかないな・・・
この際、江國香織に帰るとか?
最近のはうっとうしさが鼻について読む気にならないけど、『きらきらひかる』、『ホリーガーデン』あたりまでは良かった。そのあたりで本棚を物色してみるか。
しかし、春をつなぐまでの『神の火』にとりかかるには時機を逸してしまったように思う。私の中では年の瀬から読み始めないと気分が乗らない。
仕方ないから春が来るまで、積ん読してあった『げんしけん』と『ハルヒ』と『P.コーンウェル』の新作に手をつけるか。(どういう取り合わせなんだ)
しかし北海道で読む『リヴィエラ』は格別でした。西ベルファストの空気が近いような気がした。行ったことないけど。


2011年の年越し

新年、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
さて、今年の年越し。
例年通り、3歳児が昼寝から起きた午後に出発して旦那の実家で年越し料理をいただき、3歳児の眠気が限界になる前に帰宅するというプランを立てていたのだけど。
前日、なぜか知らんが23時まで寝なかった。(ふだんは22時頃)
まずココで寝不足確定。失点1。
そして年越し料理は超偏食かつ大食らいの息子には食べられないものばかりなので、お弁当を用意するために毎日恒例の午前中の雪遊びが出来なかった。失点2。
エネルギーをもてあました3歳児はなかなか昼寝せず、寝ても1時間で起きてしまい、寝不足気味が継続。失点3。
そして義母の家に着き、それなりに楽しく過ごしたのだけど、どうも辞去のタイミングをまちがえたらしい。もう少し早く辞去すべきだった。失点4。
さらに、息子が一番大切にしているおもちゃを義母の家に置き忘れたことに気がつき、取りに戻る。時間のロス・・・失点5。
超寝不足、不機嫌モードになった息子は、寝ればいいのに遊ぶだの細部の日常生活の手順にいつも以上にこだわって、どんどん睡眠時間が削られていく。
無視しても、叱っても、どんどん悪循環に陥っていくので、ひたすら忍耐。
まぁ、仕方ないわな。3歳になって自己主張も激しくなって、いよいよコントロール不能になってきた。叱っても無視してもかえって逆効果で大暴れして手がつけられなくなるので、気が済むまで暴れさせて、「ここぞ!」ってタイミングで素早く就寝に持ち込む。
やっと寝た。
まぁ、こんな3歳児がいれば、まともな年越しなんてムリだよねw
もう少し分別が付くまで、数年間の辛抱だ。
そういえば12月25日は結婚記念日だったのだけど。
息子のサンタさんブームに追われて、すっかり忘れてたw
まぁ、息子が喜んで上機嫌でサンタさんごっこしたり、もらったプレゼントで遊んだりしてたりしてたので、それでいいのさ。
来年は、どんな年越しになるのかな。その頃は4歳児なってるはずのうちの3歳児、少しは人間らしくなってるだろうか。ま、今考えても仕方ない。
あしたは朝食抜きで出発して、義母の家でお雑煮とおせちをいただくのだ~。
3歳児、「おうちでごはん食べる!」って主張するだろうか。するだろうなw
まぁ,できるだけのことはやるけど、基本は成り行き任せ。でないとやってられないさw